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2025.01.22 /

Larkって何?DXツールLarkの概要

目次

  1. Larkとは?
  2. Larkの機能
  3. Larkのインポート機能
  4. まとめ

1. Larkとは?

Lark(ラーク)とは、一言で表すと「オールインワンビジネスツール」です。

ビジネスシーンで使われるツールは多岐に渡り、それぞれに強みがあります。
しかし、それぞれのツールは別々のプラットフォーム上に存在します。

弊社も以前は、様々なツールを社内業務に使用していました。
・社内チャット:Slack
・打ち合わせ:Google Meet
・資料作成:Microsoft Office
・資料共有:Google Drive
・勤怠管理:HRMOS
・就業規則:ownCloud
・etc…

上記ツール類は、単体では非常に高機能ですが、横断的に使用せざるをえず、業務が煩雑になりがちです。

Slackで打ち合わせの時間を決めて、Google MeetのURLを発行して共有、Officeで作った資料を投影して、議事録はGoogle Driveに格納して…

この業務の煩雑さを解消してくれるのが、「オールインワンビジネスツール」のLarkです。

2. Larkの機能

Larkは1つのプラットフォーム上で様々な業務を完結できるよう、多種多様な機能を持っています。

  1. コミュニケーション機能
    • Larkメッセージ:チャット、音声通話、ビデオ通話が可能
    • Larkメール:既存のメールサーバーとの連携も可能
  2. 予定・タスク管理
    • カレンダー機能
    • タスク管理機能:ガントチャート機能によるプロジェクト管理も可能
  3. ビデオ会議・自動文字起こし
  4. 文書作成・表計算・データベース
    • ドキュメント作成機能
    • 表計算機能
    • Lark Base:ノーコードで業務アプリケーションを作成可能
  5. 社内ポータル
  6. 電子稟議
  7. 勤怠管理

チャットで打ち合わせの時間を決めて、ビデオ会議のスケジュールを設定、ビデオ会議で作成したドキュメントを投影して、自動文字起こしした議事録をドライブに格納。

上記作業が、Larkのプラットフォーム上だけで完結します。

また、Larkの特徴として、これらの機能が相互に連携していることが挙げられます。

ビデオ会議の通知はチャットで送られてきて、その場で承諾・辞退が可能。
チャットの一番上に本日の予定が固定され、予定から直接ビデオ会議に参加可能。
リマインダー機能もあります。

弊社でも少しずつLarkの導入を進めており、記事公開の段階では社内のチャット、ビデオ会議、ドキュメント作成と管理、一部案件のタスク管理をLark上で行っていますが、日々の業務が非常に簡潔になりました。

以前は、当たり前のように複数のツールをバラバラに使用していましたが、今振り返ると、わざわざ煩雑なことをしていたのだな…と感じます。

3. Larkのインポート機能

「Larkは確かに便利なのかもしれないけど、今まで使ってきたツールから、ゼロベースで移行するのは大変だなぁ…」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、Larkは外部サービスからのインポート機能も充実しています。

弊社でも実際に、Slackのデータをメッセージにインポートし、過去のやり取りを残した状態でLarkの使用を開始しました。

他にも、

  • Google Drive→Lark Docs
  • pstやmboxファイル→Larkメール
  • Confluence→Lark Wiki

など、様々なデータの移行が可能なため、Larkを導入するにあたり、ゼロベースで始める必要はないのです。

また、全てのツールを一気に移行する必要はありません。

弊社もまだ、勤怠管理、社内規則、給与明細の発行などはLarkに移行していません。

社員の混乱を招かないためにも、徐々に移行するのも1つの手だと思います。

4. まとめ

Larkは「チームがつながるDXツール」をコンセプトに掲げています。

ツールが1つにまとまることで、様々な作業がシームレスになり、作業に関わる人たちが自然と繋がれる。

コンセプトには、そんなメッセージが込められているように感じます。

弊社はまだLarkを本格的に導入してから日が浅いですが、日々の業務の効率化はもちろん、それらにまつわるコミュニケーションもスムーズになってきています。

今後も当ブログでは、Larkの機能解説や、社内業務をLarkに移行していくにあたり気づいたこと、つまづいた点などを、実体験を元に書いていこうと思っています。

Larkの知見を書き溜めていければと思っておりますので、今後も当ブログの更新を拝見いただけますと幸いです。

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