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2025.02.14 /

Larkのドキュメント機能について利用者目線で解説!Lark Docsとは?

皆様は、ドキュメント作成の際にどんなツールをお使いでしょうか。

昔ながらのMicrosoft Office?現代のスタンダードGoogleドキュメント?

流行りのNotionやCraftをお使いの方もいらっしゃるかもしれません。

上記のツールは非常に高機能であり、それぞれに強みがあります。

本記事で紹介するLarkは「オールインワンビジネスツール」を謳っており、ドキュメント機能が備わっているのはもちろんのこと、チームで作業をするのに便利な機能も色々と揃っています。

以下、Larkドキュメントを中心に、基本的な機能と特徴的な機能を、それぞれ解説します。

そもそもLarkとは?という方は、概要の記事を書いておりますので、こちらをご覧ください。

目次

  1. 1.Lark Docsとは
  2. 2.Larkドキュメントの基本的な機能
  3. 3.Larkドキュメントの特徴的な機能
  4. 4.Larkシート、Larkスライドについて
  5. 5.まとめ

1.Lark Docsとは

冒頭にも書いたとおり、Lark Docsとは、Larkのドキュメント作成機能です。

ドキュメント(文章)だけでなく、シート(表)、Base(データベース)、フォーム(アンケート)、スライドを作成することが可能です。

また、クラウドストレージとして機能するため、作成したドキュメントは自動保存されるほか、ローカルファイルのアップロードも可能です。

以下、ドキュメント(文章)の機能を中心に、解説していきます。

2.Larkドキュメントの基本的な機能

2-1. Larkドキュメントで挿入できるコンテンツ

Larkドキュメントには、ベーシックなドキュメント機能が一通り備わっています。

まず、ドキュメントに挿入できるコンテンツの一例を、以下に記します。

  • ・見出し
  • ・箇条書きリスト
  • ・番号付きリスト
  • ・コードブロック
  • ・引用
  • ・区切り線
  • ・リンク
  • ・Todoリスト
  • ・画像
  • ・動画やファイル
  • ・テーブル

他にも様々なものが挿入できますが、ベーシックなものとなると、これらが挙げられます。

2-2. スラッシュコマンド

上記の挿入するコンテンツは全て、「/」(スラッシュコマンド)から呼び出すことができます。

行頭、またはスペースの後に「/」を入力すると、ツールバーが表示されるので、そこからコンテンツを挿入する形です。

スラッシュコマンドの説明です。

「/」に続けて文字を入力すると、ツールバー内のメニューを絞り込むことが可能です。

たとえば箇条書きリストを呼び出したい場合、「/list」と入力すると、メニューの絞り込みが行われます。

2-3. 資料のデザイン性を上げるための機能

Larkドキュメントには、資料を見やすくするための機能も色々と備わっています。

  • ■ドキュメントの見出し・目次
    • └ドキュメントに見出しを追加すると、自動的に目次が生成されます。
  • ■段組機能
    • └ドキュメントに複数の列を追加することができます。
    •  情報を比較する際などに利用すると便利です。
段組機能の説明です。
  • ■ブロックマーカー
    • └アイコン、色付きのブロックを挿入することで、読者に注意喚起を行ったり、重要なポイントを強調することができます
ブロックマーカーの説明です。

3.Larkドキュメントの特徴的な機能

3-1. Larkドキュメントの他機能との連携

Larkの他の機能と同じく、Larkドキュメントも他のLark機能との連携が豊富に用意されています。

  • ■メンション機能
    • └「@」でメンバーまたはグループをメンションできます。
    • └メンションしたメンバーには通知を送信することも可能です。
    • └グループをメンションすると、ドキュメントから離れることなく、グループのチャット画面を開くことが可能です。
  • ■Larkタスクとの連携
    • └ドキュメント内でタスクを作成できます。
    • └スラッシュコマンドから作成することも可能です。
    • └Larkタスクに同期できます。
    • └「@」メンションでタスクの担当者を割り当てることができます。
  • ■同期ブロック
    • └同期ブロックを挿入すると、複数のドキュメント間で内容のリアルタイム同期が可能です。
    • └既存の文章を同期ブロックに変換できます。
    • 同期ブロックをコピー、ペーストすることが可能です。

3-2. ボード機能について

ボード機能とは名前の通り、ホワイトボードのような機能です。

ドキュメント内に挿入できるグラフィック作成ツールで、フローチャートやマインドマップ、組織図などが作成できます。

弊社ではワークショップの際に、ボードに付箋をたくさん貼り付けてアイディアや意見を持ち寄る、といった使い方をしています。

ボード機能の説明です。ボードを開く前の状態です。
ボード機能の説明です。ボードを開いた後の状態です。

4.Larkシート、Larkスライドについて

Lark Docsには、ドキュメント作成機能以外にも、シートやスライドを作成する機能があります。

いずれも、表計算ツールとして、またスライド作成ツールとして基本的な機能を備えています。

4-1. Larkシートとは

Larkシートとは前述の通り、表計算ツールです。

Microsoft OfficeのExcelやGoogleスプレッドシートなど、従来の表計算ツールの機能のうち、基本的な機能はほとんど備わっています。

  • ・データの書式設定
    • └入力規則
    • └条件付き書式
    • └オートフィル
  • ・関数
    • └IF関数
    • └LOOKUP関数
    • └INDEX関数
    • └COUNT関数
  • ・ピボットテーブル
  • ・グラフ
    • └棒グラフ
    • └折れ線グラフ
    • └円グラフ
    • └バブルチャート

また、ExcelファイルやCSVファイルをインポートすることも可能です。

4-2. Larkスライドとは

Larkスライドとは、プレゼンテーション作成ツールです。

こちらも、PowerPointやGoogleスライドといった従来のプレゼンテーション作成ツールの機能のうち、基本的な機能はほとんど備わっています。

  • ・マスターやレイアウトの設定
  • ・オブジェクトの挿入
  • ・スタイルの設定
  • ・アニメーション効果の追加
  • ・プレゼンテーションの実施

また、PowerPointファイルをインポートすることも可能です。

5.まとめ

以上、Lark Docsについて、ドキュメント機能を中心に紹介しました。

Lark Docsには多種多様な機能が揃っており、本記事では紹介しきれなかったものも沢山あります。

弊社でも議事録としての導入が進んでいるほか、実は本ブログの下書きも、ドキュメントを活用しています。

評価制度の運用の中で、フォームとシートを連携して使用したりもしているのですが、そちらは個別事例として、別途記事にしたいと思っています。

長くなりましたが、本記事がLark導入の一助となれば幸いです。

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