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Lark Baseとは?
2025.02.25 /

Lark Baseとは?実際に触ってみる①

弊社では、SlackやGoogle系のサービスを個別に使っていたところから、全社的にLarkを導入し、徐々に移行を進めています。

メッセージ(チャット)やビデオ会議、カレンダー、Docs(ドライブ&ドキュメント)、タスクなど、Larkの様々な機能を統合的に利用することで、個別のサービス・ツールをばらばらに使っていた頃に比べ、シームレスに作業ができるようになってきたなと感じています。

筆者自身も、上記の機能は日常的に使っており、恩恵を感じているところなのですが…

実は、Larkに備わっている、ビッグな機能を未だ使えていません。

それが「Lark Base」です。

本記事は、Lark Baseの機能を調べながら、実際に活用方法を模索する記事の第一弾となります。

目次

  1. 1. Lark Baseとは
  2. 2. Lark Baseのテーブルを使ってみる
  3. 3.テーブルからフォームを作ってみる
  4. 4.今回のまとめ

1.Lark Baseとは

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引用元:

ソース:Lark ヘルプセンター (https://www.larksuite.com/hc/ja-JP/

作成者: Lark ヘルプセンター

リンク: https://www.larksuite.com/hc/ja-JP/articles/182394504552-%E3%81%AF%E3%81%98%E3%82%81%E3%81%A6%E3%81%AE-lark-base

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どうやら、データベースを中心として、ワークフローやオートメーション機能でシステムを構築できる、一種のノーコードツールのようです。

ナビゲーションバーからBaseを開き、「Baseを新規作成」ボタンを押下すると、様々なテンプレートが用意されており、活用方法の広さを伺えます。

「Baseを新規作成」を押下した際の画像です。

今回はお試しで触ってみるということで、一番シンプルかつベーシックなLark Baseの活用方法と思われる、「フォーム」を作ってみたいと思います。

2.Lark Baseのテーブルを使ってみる

2-1. 今回作ってみるもの

弊社では、直属の上長との間で定期的に1on1を行っているのですが、Googleスプレッドシートにフォーマットを用意し、会話した内容はそちらに格納していました。

今回は、そちらをLark Baseに移行できるか、試してみようと思います。

フォームに

  • ・最近の業務の状況
  • ・健康面
  • ・目標設定とその進捗

などのトピックを用意し、送信してもらったものはデータベースに格納していく形です。

2-2. 空白のBaseから取り掛かる

とりあえず、「Baseを新規作成」でテンプレートを使わず、空白のBaseを作ってみます。

空白のBaseを作った際の画像です。

やはり、Baseの基本はテーブルと思って良いようです。

Baseでは各列のことを「フィールド」と呼ぶそうです。

まずはフィールドを整理してみます。

IDと提出日時がデフォルトで用意されているフィールドの画像です。

初期状態で10件のレコードが挿入されていました。

何はなくともIDと、これまでのテンプレートの項目をフィールドとして設定。

IDは「自動採番」、提出日時は「作成日時」というデフォルトで用意されているフィールドを使うことにしました。

その他はテキストフィールド(実施日は日付フィールド)です。

2-3. 他のテーブルを参照する

いったん項目はできましたが、氏名や伴走者(弊社では、1on1の実施者をこう呼称しています)を毎回手動で入力するのはイケてないですね。

総務の方に、個人情報を省いた「従業員マスタ」を作ってもらったので、そちらを参照する形としたいです。

サイドバーの「他のデータソースから同期」を選択、Baseを選択すると、他のBaseを参照できます。

「他のデータソースから同期」を選択した際の画像です。

別のBaseを参照した際の画像です。

「従業員マスタ」を参照することができました。

次に、フォーム表示用のテーブルを改造します。

まず、「社員番号」という数値のフィールドを追加します。整数の設定にします。

そして、氏名・伴走者のフィールドはそれぞれLookupフィールドとし、従業員マスタの氏名・直属上長を指定します。

「社員番号」のフィールドを追加した画像です。

試しに、社員番号フィールドに筆者の社員番号を入力してみます。

「社員番号」と連動して「氏名」「伴走者」のフィールドが参照された際の画像です。

無事、氏名・伴走者のフィールドが参照されました。

3.テーブルからフォームを作ってみる

無事、テーブルを作成することができました。

続いて、本題のフォームを作成してみます。

テーブル上部のタブの右側にある「+」ボタンを押下すると、ビューの追加ができるようです。

「フォームビュー」を選択してみます。

フォームビューを選択した際の画像です。

テーブルを元に、フォームが作成されました。

フォームのタイトルを設定したり、項目の並び順を変更したり、項目の必須・任意を設定したりできます。

左側のサイドバーには、フォームで使用できる様々な項目が用意されています。

右側のサイドバーには、フォーム自体の設定項目が用意されています。

フォーム入力画面上部のビューを「入力」に切り替えると、フォームのプレビューが行えます。

フォームのプレビュー画面です。

社員番号を入力すると、氏名・伴走者が参照されることが、フォーム画面側からも確認できました。

4.今回のまとめ

今回はBaseを初めて触ってみるということで、テーブルの作成と、テーブルを元にフォームを作成するところまで行いました。

いったん形にはなりましたが、機能としては不足している状態かなと思います。

  • ・フォームからは、前回やそれ以前の回答結果を見ることができない
  • ・上記課題を解決するためにBaseそのものを公開することは、プライバシーの問題がある

次回は、上記課題を解決すべく、続きの取り組みを記事にしたいと思います。

ぜひ、続きの記事もご覧ください。

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