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2025.01.29 /

Larkタスクとは?Larkのタスク管理機能について利用者目線で解説!

本記事では、オールインワンビジネスツール「Lark」のタスク管理機能(Larkタスク)について解説します。

Larkで何ができるのか、概要の記事はこちらを参照ください。

目次

1. Larkタスクとは

2.Larkタスクの基本機能

 2-1. タスクの作成

 2-2. タスクに設定可能な項目

 2-3. タスク管理のオプション

3.Larkタスクの特徴的な機能

 3-1. タスクアシスタント

 3-2. チャット画面でのタスク詳細閲覧

 3-3. Docsとの連携

4.まとめ

1.Larkタスクとは

Larkタスクとは名前のとおり、Lark上のタスク管理機能です。

タスク管理のツールとしては、Backlogを使用しているプロジェクトやチームが多いと思いますが、Larkタスクは同様の機能を持ちつつ、Larkの他の機能と連携することが可能です。

まず、Larkタスクの基本機能から見ていきましょう。

2.Larkタスクの基本機能

Larkタスクの基本機能について、

・タスクの作成

・タスクに設定可能な項目

・タスク管理のオプション

の3点に分類して紹介いたします。

2-1. タスクの作成

■タスク画面から作成

└もっともベーシックなタスクの作成方法です。

 Larkのナビゲーションバーから「タスク」を選び、右上の「作成」ボタンからタスクを作成します。

■チャット画面から作成

└チャット画面のメッセージ入力欄の右側にある「+」アイコンから、タスクを作成できます。

 Larkタスクに同期されると同時に、「タスクをチャットに送信」オプションと併用することで、自動的にチャットに送信できます。

■チャットメッセージをタスクに変換

└メッセージ(テキスト以外にも、音声メッセージ等も可)をタスクに変換できます。

 メッセージのオプションからタスクを作成すると、Larkタスクに同期され、また作成されたタスクから、作成元のチャットに移動することができます。

2-2. タスクに設定可能な項目

以下に、タスクを作成・編集する際に設定可能な詳細項目を、箇条書きで記します。

・タイトル

・説明

・担当者(複数人設定可)

・セクション

・フォロワー

・締切日時

・通知時刻

・サブタスク

・添付ファイル

・繰り返しのタスク

・タスクリスト

タスク管理ツールに必要な詳細項目は、一通り揃っていることがお分かりいただけると思います。

2-3. タスク管理のオプション

プロジェクトのタスクは日々増えていきます。

そこで重要になってくるのが、タスク管理画面でのタスクの整理です。

Larkのタスク管理機能には、以下のようなものが存在します。

・タスクリストによる分類

・タスクのグループ化

・タスクのフィルタリング

また、これらにはカスタムフィールドを用いることも可能です。

筆者が関わっている案件では、以下のような整理を行なっています。

・プロジェクトごとにタスクリストを作成

・担当者ごとにグループ化

・カスタムフィールド「優先度」を追加し、並び替え

なかなか見やすいのではないかと思います。

タスクをグループ化したり優先度順に並び替えたりした結果です。

3.Larkタスクの特徴的な機能

Larkといえば、主にチャット機能との連携が強みですが、Larkタスクも例外ではありません。

3-1. タスクアシスタント

タスクアシスタントとは、Lark公式のチャットbotです。

以下の場合に、チャットで通知を行ってくれます。

・自分が作成者・担当者・フォロワーになっているタスクが更新された時

・自分が作成者・担当者・フォロワーになっているタスクにコメントがついた時

・期限切れのタスクがある時

・締切日時が今日・明日までのタスクがある時

わざわざLarkタスクを開かなくても、チャット画面で通知を受け取れるのはとても便利です。

3-2. チャット画面でのタスク詳細閲覧

チャットに共有されたタスクは、チャット画面から離れることなく詳細を確認できます。

また、必要なタスクはその場でフォローすることができます。

*2025年1月現在、「メッセージを送信」の設定がタスクのコメントに反映されないというバグ?があります。チャットの送信を「ctrl + Enter」「⌘ + return」に設定していても、タスクのコメントは「Enter」「return」で送信されてしまいます。チャット画面でタスクのコメントを記入することもできるのですが、この点は非常に混乱します…

3-3. Docsとの連携

また、Larkタスクはチャット機能だけでなく、Docs(Larkのドキュメント機能)との連携も可能です。

ドキュメントの空白行で「+」アイコンをクリックし、メニュー内から「タスク」を選択、タスクのタイトルを入力すると、タスクが作成されます。

ドキュメント内で作成したタスクは、作成したタスク右側のアイコンからLarkタスクに同期することができます。

また、タスクの後ろに「@」メンションを行うことで、担当者を割り当てることも可能です。

打ち合わせの議事録を作成中に、打ち合わせの中で発生したタスクを、その場でLarkタスクとして設定可能というわけです。

これはまさに、Lark上に様々なツールを統合することの強みと言えるでしょう。

4.まとめ

Larkタスクは、ベーシックなタスク管理ツールとしての機能を備えながら、Larkメッセージ(チャット)やDocs(ドキュメント)の連携が便利なツールです。

特に、Docsとの連携は非常に便利です。

打ち合わせ中に、その場でタスクを作成してLarkタスクに連携してしまえば、議事録を見返さずとも自分のタスクが把握できます。

業務のタスクに限らず、会議体ごとにタスクリストを作って同期するのはとても良さそうです。

(弊社ではまだ実施していないことなので、筆者は執筆しながらぜひやってみよう、と思っています)

以上、Larkタスクについて、弊社の事例を交えながら紹介いたしました。

導入の参考になれば幸いです。

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