AWS Certified Cloud Practitionerを簡単に解説 (Part 1)
このパートでは、AWSの概念的な説明をします。
そもそもAWSってなに?
とてもざっくりと説明しますと… AWSは 「Amazon Web Service」の略であり、あの「Amazon」が運営しているクラウドサービスです。
AWS以外には、Azure (Microsoft) や GCP (Google) といった大手企業が運営するクラウドサービスがありますが、AWSは数あるクラウドサービスの中もトップシェアを誇っています。
なお、AWSの事を散々「クラウドサービス」と言ってますが、厳密には「パブリッククラウドサービス」と言います。ですが以降もクラウドサービスで統一しています。
ここでは解説を省きますが、難しい話ではないので興味がある方は是非調べてみてください。
AWSの歴史
AWSの歴史は以外にも古く、2006年3月にサービスが開始されました。
当時はクラウドサービスの概念はなく、非常に先進的なサービスでした。
またサービス開始当時は、現在の様に沢山の充実したサービスがあった訳でもなく、Amazon Simple Storage Service (S3) と Amazon Simple Queue Service (SQS) の2つだけでした。
それから半年後の8月に、Amazon Elastic Compute Cloud (EC2)が追ってリリースされ、現在の基盤となっています。
これら機能については、後々出てくるパートにて簡単に詳しく解説予定なので、今は「こんなものがあるんだ~」程度で読み飛ばして下さい。
ちなみにですが、2006年にはスマートフォンなんてものは無く、ガラケーの時代でした。
パソコンで言うとWindows XPの時代です。ゲーム機であれば Wii や PlayStation3 の時代です。
若い人には辛うじてWiiやPS3は通じるかも知れませんが、XPやガラケーは通じないかもしれません笑。PS3がもう15年以上前であることに驚きです
話が逸れてしまいましたが、インターネットが十分に一般化し、企業も個人もデータをクラウドに保存することが当たり前になっている現在。
現在に対して2006年当時は、自社の外で、ましてはインターネット上に会社の大事なデータを保管するといったことは常識では考えられない事でした。
そんな時代にサービスを開始したAWSが、当時いかに先進的だったか、お分かり頂けましたか?
最後に
今回は数あるクラウドサービスの中でもトップシェアを誇るAWSの基礎概念的な所を解説しました。
デジタル化が進む現在、クラウドサービスはITに無くてはならないサービスとなりました。
これから先も新たなサービスや概念が生まれ、併せてクラウドサービスの需要が伸びていくことは間違いないでしょう。
AWSには資格も多数あるので、ITに関わるのであれば取得して損はないと思います。
次パートではAWSの資格について簡単に解説します。
AWS Certified Cloud Practitionerを簡単に解説 (Part 2)