ロゴ

IDENTITY

アイデンティティについて

アプローチ

作る前の整理と、作った後の運用設計

アプローチ概念図:Organize(作る前の整理)、Operational Design(運用設計)、Development(開発)

私たちは、開発そのものだけでなく、開発の前後をどう設計するかを重視しています。 初回の打ち合わせでは、機能の話から入るよりも、まず「業務のどこで滞りが起きているのか」「どこに時間がかかっているのか」を確認することが多いです。 そのため当社では、コミュニケーションを技術と同じくらい大切にしています。 相手に要求を返す前に、こちらの理解や懸念を、できるだけアイメッセージで伝えるようにしています。 たとえば「それは違います」ではなく、「私たちはこう理解しています」「この条件だとここが心配です」「こうすると運用が回りやすいと考えています」といった形で、主語を自分たちに置いて共有します。 対立を避けたいというより、話を前に進めたいからです。 要望は言葉だけだと解釈が分かれるため、可能であれば実際の運用や画面を拝見します。 たとえば「入力が大変」という相談でも、入力作業そのものより、入力した情報が次の判断や作業に活用されていないことが原因の場合があります。 その場合、入力画面を作り替えるより、情報の使われ方や流れを整える方が改善につながりやすいです。 進め方は、一度にすべてを作り切るよりも、小さく提供し、利用状況を見ながら改善する形を取ります。 前提が途中で変わることは珍しくないため、方向転換できる余地を残します。 難しい点がある場合も、前に進めるための選択肢(代替案・段階案)をあわせて提示します。

技術哲学

技術の判断は、速度・影響範囲・運用体制の3点で揃える。

技術哲学概念図:Speed(速度)、Scope of Impact(影響範囲)、Operational Structure(運用体制)

技術の判断をする際は、コードやインフラの設計の良し悪しだけで結論を出さないようにしています。 納期や運用、体制などの条件によって、適切な選択は変わります。 整合性を取るために、私たちは判断軸を先に揃えます。 具体的には、リリースの速度、止まったときの影響範囲、運用を含めて回る体制かどうか、といった点です。 ここが共有されると、議論が技術の好みの話になりにくく、意思決定が進みやすくなります。 技術的負債についても、技術の言葉だけで伝えるのではなく、業務や運用への影響に置き換えて説明します。 「このままだと改修が遅くなる」「障害対応が増える」「引き継ぎが難しくなる」といった形で整理し、優先度を決めます。 すべてを一度に解消するのは現実的ではないため、触る範囲と触らない範囲も含めて合意を取ります。 また、状況によっては「作らない」選択肢も検討します。 既存サービスの連携で十分な場合や、運用で吸収できる場合もあるためです。 作ることが目的にならないように、最初に確認するようにしています。

コア技術(AI)

Human-in-the-loopを前提にしたAI活用

私たちのコア技術の一つは、生成AIを業務とシステムに組み込む実装です。 AIは、任せる範囲と人が見る範囲を先に分けてから使います。 自動化できるところは進めますが、判断や責任までをAIに委ねる設計は取りません。 最終的な確認や承認は人が行い、必要なら止められる形にしています。 導入時には「どこまでをAIに任せるか」「どこから先は人が見るか」を決め、運用の中で調整していきます。 安全装置としての、Human-in-the-loopを。

コア技術(ラボ)

専属チームで進めるラボ型開発

ラボ型開発体制図:PM/営業、TL/案件サブ管理者、EM/案件管理者、AI-OR、SE/PG

もう一つのコア技術が、ラボ型開発です。 要件が固まりきらない段階でも、専属チームで継続的に改善を回し、運用まで含めて育てていく進め方です。 短いサイクルで出して、使われ方を見て、直す。 これを継続できる点がラボ型の強みです。 ラボ型では、仕様を一度で固めきるより、仮説を置いて検証し、必要なものを残していきます。 変更が前提の案件でも、進行が止まりにくくなります。 窓口が変わりやすい現場でも、履歴や判断理由を残しやすい形で進めます。 生成AIの活用も、ラボ型開発と相性が良いと考えています。 最初から完成形を決めるよりも、現場での使われ方を見ながら、任せ方と確認のしかたを少しずつ調整できます。

技術スタック

運用と構成を見据えた技術選定

技術は固定せず、既存資産や体制、セキュリティ要件に合わせて選定します。 新規にすべてを置き換えるよりも、今あるものを活かした方が早いケースも多いので、まずは現状を前提に設計します。 技術名よりも、運用できる状態にすることを優先します。